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精神科入院中のルール各5選!②共同生活 編【精神科・開放病棟】



精神科・開放病棟は『共同生活の場』でもありました。


病棟としての決まりごとから、暗黙の決まりごとまで、

今回は入院中のルールについて、ご紹介します。

人差し指を出して示す女性看護師の写真



1. 一時間おきの所在確認


私はもともと個室を希望してはいたのですが

個室に入れるかどうかは、お金次第でなく治療上必要か次第とのことでした。


私は有り難いことに(?)、個室に入れました。


開放病棟(日中は病棟のドアが開いており、看護師さんに告げれば自由に出入りできる)ということもあり

1時間に1回、『所在確認』と称して誰かが私の部屋を訪ねてきました


1時間に1回、というのは把握していても、私は何かしら作業に熱中し過ぎていることが多くありました(『過集中』状態)。 なので毎回、ドアをノックされる音でビックリしてしまいます。

ですが訪問によって我を取り戻し、トイレに行きたいことに気づいたりしたので、有り難い訪問でした(笑)。


個人的には、今でもあれは『所在確認』ではなく『生存確認』だろうと思っていますが(笑)。



2. 食事の準備と片付けは自分で


食事は、皆さん割と食堂でテレビを見ながら食べていました(部屋にテレビはありませんでした)。

私は入院当初、ちょっとした刺激で疲れてしまう状態だったうえに

新参者なので肩身が狭いし、もともと大勢の人が集う場が苦手だったので、必ず個室で一人静かに、食べていました。


食事については産婦人科の入院とはルールが大きく違っていて、最初は驚きましたね。

同じ病院なのに。


産婦人科では食事はベッドに配られて、いつ食べてもいい状態でした(おそらく授乳やお世話と重なったりするため)。

なので精神科病棟で「食事の準備ができました、食堂にお集まりください」とアナウンスが流れても

私はのんびり個室にいて、気が向いたときに取りに行ったのです。


すると看護師さんに「今から部屋に持っていこうとしていたところだったよ、早く取りに来てね」と言われてしまいました。

精神科病棟では、食事の時間になると、皆さん廊下に並んで待っていて

配膳車から次々と食事のトレーを受け取るのがマナーだった
のです。

『最初から、そう説明してくれれば良かったのに』と思いましたが(笑)。



3. 洗濯も自分で


精神科入院は長期に渡る場合が多いです。

それに、ほとんどが身体を動かすのには問題のない方々ばかりでした。

なので皆さん面会の家族に頼むのではなく自分で洗濯機&乾燥機を使って洗濯をされていました。


私は洗濯機だけ使い、部屋の乾燥対策に部屋干しをしていました。

ところが洗濯機を回し始めても、一旦部屋に帰ると『洗濯をしていること』を忘れてしまうので

必ず携帯電話のアラームをかけていました。


ただ洗濯が終わるのは30分と決まっているので、それに合わせてアラームをかけているのに

アラームが鳴って行ってみたら、いつも終了3〜5分前なのが不思議でした。


もともと時間を読むのは苦手な私。

『30分後は何時何分か?』を考えるのにも一苦労で実際、うまく計算できていなかったのだと思います。



4. お風呂は1人20分


男女で1箇所しかない浴室。

朝6時半になったら、ドアに貼ってあるホワイトボードに時間枠を予約するルールでした。

14時〜20時頃までだったかな、20分刻みです。


家ではお風呂に40分かかっていた私は、焦りました。

看護師さんに「時間がかかるので間に合わないです」と混乱しながら相談すると

「今日は頭だけとか、今日は体だけとか、区切ってみては?」と提案され、なるほどーと思いました。


ですが結局、私は

・浴室に向かう前に部屋で脱げるものは全部脱ぐ、とか

・風呂上がりの保湿クリームは部屋で塗る、とか

とにかく一生懸命工夫して、なんとか全身を洗っていました。


そして、いつも大急ぎで体を洗い終わったあと浴室にある時計をチェックしては

「セーフ!」とか「やばい、急げ、急げ」とか呟きながら必死でした。


それから、入院当初は一番目に浴室を使える(髪の毛などが落ちていない)14時の枠を予約していました。

というのも、入院当初は何故か潔癖気味になっていたのと

一日のタイムテーブルが変わると対応できなかったのです。



5. 朝のテレビは、連続テレビ小説


朝、食堂で朝食を食べる方は皆さん共同のテレビを見ていました。


私も、だいぶ元気になってきた頃から朝食の途中で食堂に行くようになってみて

気づいたのは、不思議なテレビのルールでした。


なんとなく暗黙のルールがあり

8時前までは民法の情報番組が流れていて

8時になったら、テレビのリモコンの近くにいる人がNHKの連続テレビ小説にチャンネルを変えていました。


私は入院していたころ、感性が豊かに?強く?なっていた節があり

当時の朝ドラは、ひどく心に響くセリフが沢山ありました。


『朝ドラって、こんなに素晴らしいものだったんだなぁ』と、ひとり、感動に浸ったものです。


朝食は7:40頃からなので、連続テレビ小説が終わるころには、皆さん食べ終わってベッドに戻ってしまいます。

私は気になる内容であれば、そのまま残ってNHKの番組を見続けることもありました。



6. まとめ


精神科って、ヤバイところかな』という先入観があったのですが。

入院してみて分かったのは、開放病棟で見かけるのは皆さん『普通に生活ができる人』だということでした。


皆さん食事・お風呂・洗濯も自分でこなしますし、テレビやオシャベリなどの娯楽も楽しんでいました。


実際に喋ってみても、驚くほど違和感なく普通に会話ができる人ばかり

もし外で普通に出会ったら誰も精神的に入院するような人だって分からなかったろうと思います。


大学病院・精神的の開放病棟は、それぞれ病気や症状は抱えているけれども

『治療や薬によって、普通の生活ができるようになっている状態の人』が生活している場という印象でした。


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産後うつ育児中*陽子

娘:ことり(仮名)はビビりで陽気な2歳前。
育休を1年取得後パート事務に復帰し、現在は週3日の勤務中。
(保育園は「療養」を理由に預けています)


在胎39週、予定帝王切開で低出生体重児を出産直後から深刻な抑うつ状態になり、
約4ヶ月間、娘を乳児院に預け 
約2か月半、精神科に入院し 
育休中の生後4ヶ月から娘を保育園に預けています。

妊娠前から子育てについて自分なりに研究してきました。
これまで学んだことを、はじめての育児で実践中。
『産後うつでも明るい育児』を目指しています。

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